上級者への道!競艇における波・風などの天候条件を予想に活かすには

競艇攻略コラム
競艇における波・風などの天候条件 競艇攻略コラム

競艇には様々な予想のポイントがありますが、天候もその一つ。
今まで活躍していた選手が悪天候で苦戦したり、全く調子の上がらない選手が急に荒れた水面で元気を出したり…。
皆さんもそのような光景を見たことありませんか?

今回はその天候について考えていきたいと思います。
天候と言っても押さえるべきポイントはいくつかあります。

まずは皆さんにも影響のある天気
そして、水温・気温。これはエンジンにも大きく影響を与えます。
風向き・風力はレース展開を大きく左右すると言っても過言ではないでしょう。
波高によってはレースが中止になったりする場合も…。

このように押さえておくべきポイントは様々あります。
ここからは一つ一つを詳しく見ていきたいと思います。

競艇予想における天候の影響について

全国に24場の競艇場がありますが、室内型の競艇場はなく、全ての競艇場が屋外にあります。
もちろん、晴天で無風の天候もあれば、雨風がヒドい日など、その天候は様々。
それでも競艇は基本的にレースが行われます。

ただ、強風や大雪によって、選手に危害を及ぶ可能性があると判断された場合には中止になることも。
1Rから中止になる場合もあれば、途中で打ち切りになることもあります。
悪天候でレースが中止になる場合もあるので、施工者に確認してレース続行の判断を確認するといいですね。

雨がもたらす影響

競艇のエンジンは、ガソリンと空気によって爆発を起こし、そのエネルギーを利用して動力にしています。
空気と燃料の比率が変わることで、同じエンジンであってもパフォーマンスが変わってきます。
つまり、雨が降ることで湿度が上がり、空気の密度も下がります。
その為にエンジンの出力も影響を及ぼしてしまいます。

選手はその日、その日のコンディションに合わせて調整を行わなければなりません。
それだけエンジンというのは、天候に敏感で左右されやすいと言えます。

安定板の装着

天候が悪い日に“安定板”という物を耳にしたことがあるでしょう。
安定板とはその名の通りにボートを安定させる為に装着するものです。
これは全選手に装着が義務付けられており、自己判断では決められません。

安定板を装着すると、トップスピードが落ちる為、今までのエンジン素性のパワーは落ちると言われています。
一般的に安定板ではパワー差が縮まると言われていますが、選手によって「良くなった」「外れた方がいい」
意見は様々分かれます。選手のコメントに注目しておくと良いでしょう。

水温や気温の影響

競艇は一年中、全国各地でレースが行われています。
もちろん、季節によってその時の水温、気温の影響は様々。
水温、気温もエンジンの状態に影響があるので、注意が必要です。

特に気温はエンジンに大きく影響します。
選手はよく当日や次の日の気温を気にしたりしています。
それだけ気温の差によってエンジンに影響し、調整が変わってくるからでしょう。

一般的に冬の気温が下がると、エンジンのパワーが増すと言われています。
しかし、その分の回転を合わせるのにも一苦労との声も。
その時のコンディションに合わせてしっかり調整が合わないと、エンジンの素性を生かせないことになります。

天候の変化によって、急にガラッと水温、気温が変わる際には気配も変わる可能性があります。
直前の展示なども参考にしたりして、気配を見極めましょう。

風向き・風力の影響

風向き・風力はレースの予想に大きく意味をもたらします。
それはレース展開がガラッと変わってくるということです。
風がどのような影響を与えるのか、少し見ていきたいと思います。

風向きによっての影響

一般的に追い風はスローの選手、特にインが有利で、向かい風はダッシュ勢に有利と言われています。
その真意は追い風だと助走距離が短いスロー勢でもスピードが乗りやすい為です。
その逆で、向かい風となるとスロー勢がスピードが乗せづらく、助走距離が長いダッシュ勢が有利だということです。

また、レース展開的にも追い風の場合は攻める選手が風で流されやすくなり、内側の選手(特にイン)有利に。
逆に向かい風は、攻めに出る選手を押してくれるよう(アシストしてくれる)ようになりダッシュ勢の攻めも利きやすくなり
好配当が生まれることが見られます。

選手もSTする際に風向きには気を遣います。
直前で風が変わり、STを遅れる選手や、早過ぎてフライングを切る選手もチラホラ…。
ST巧者と呼ばれる選手はそのような風を読む力にも優れているのかも知れません。

ただ、3m程度の風ではさほどレースに影響ないようです。それ以上の風が吹くようだとレースに影響を与えるので
しっかり風の強さにも注意しましょう。

風が強くなるとレース隊形も一変

追い風が強まってくると、先マイしたインが流れて差されるシーンも見られます。
その時は落として回る艇が舟券に絡む確率も増えてきます。
普段は見せ場なく終わる6コースが、一転して差してスルスル伸びてくるシーンも一考しておいて下さい。

波高の影響

風が強くなってくると、レース場に波が立ってくることもあります。
その波高の強さによっては中止になったりする場合も。

特に東京にある江戸川競艇場は波高の影響を最も受ける競艇場です。
その理由としては全面的に河川を使用しており、東京湾が近いので潮の干で川の流れが変わりやすいからです。
よく水面悪化で中止になる確率が一番多い競艇場でもあります。

そんな江戸川競艇場ですから、得意・不得意の差が特にハッキリ分かれます。
もちろん、エンジンの善し悪しもありますが、ハンドリングでカバーする選手も見られます。
特に東京の石渡鉄兵選手は“江戸川鉄兵”と呼ばれるほどの江戸川巧者です。
他にも江戸川を走れば何割増し…という選手も見られるので他の競艇場よりも、当地勝率をよく参考にして舟券予想に役立てましょう。

天候の影響を予想に活用して万舟券を狙おう

天候の影響でレース展開が荒れることはよくあります。
過去の女子王座決定戦の優勝戦でもこんなことがありました。

参考元:BOATRACE オフィシャルサイト

結果だけ見れば寺田千恵選手の優勝ですがレースは壮絶なものでした。

人気は初日からただ一人オール3連対で1号艇をゲットした香川の強豪・山川美由紀選手。
もちろん、他も好メンバーが揃いましたが、機技共に好調の山川選手に加え、インの強い徳山ということもあり、断然の一番人気に推されていました。

しかし、その日は悪天候に見舞われました。
優勝戦では風速10m波高が15cm。安定板の装着でした。
全ての選手が平等とは言え、1号艇の山川選手にとってはマイナスしかなかったでしょう。

いざ、本番。カドから寺田選手が好スタートを切って攻めてきますが、風の影響もあり攻め切れず。
山川選手が好旋回を見せて、首位に立ち優勝は決まったかと思われました。

しかし、2周1Mで悪天候の中、慎重にターンする山川選手に対して寺田選手が内を突く旋回を見せました。
山川選手も交わしてはいたものの、追い風の影響もあり外に流れて後退…。
そこを6号艇の池田明美選手が飛び込んで接戦となりましたが、2周2Mで寺田選手が差して優勝を決めました。

もちろん、競艇にたらればを言えばキリがありませんが、静水面であればスンナリ逃げ決着だったかも…。
天候も含めて競艇の醍醐味とも言えるでしょう。

このように天候が左右してレースが荒れることも珍しくありません。
静水面でのスピードレースも見物ですが、
悪天候での穴狙い…なんてこともありかも知れませんよ。

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