「本業が忙しくて開催全場のレース結果をチェックする時間がない」
「データがないのでオッズ買いや出目買いをしている」
「購入点数が増えてトリガミが多い。」
これは全て昔の私です。10年以上、年間回収率が100%を超えたことはありませんでした。
しかし、あることを始めたら年間の回収率が100%を超えました。
それは女子戦に絞って舟券を買うことでした。
- レースダイジェストを観るのは1日12レース分だけ。
- 翌日のレースで後述する予想のコツに当てはまるレースを探す。
たったこれだけで大きく回収率を上げることができますよ。
競艇は女子戦に絞って買うのがコツ
競艇は走るのはボートですが、操るのは人間です。
そのため選手の特徴がレース展開を大きく左右しています。選手の走りの傾向をつかむことが、舟券で勝つコツだと多くの人が理解しています。
ところが、本業が忙しい人にとって毎日全場のレースをチェックするなんて無理ですよね…。
そこで女子戦に絞ることで選手の特徴を覚えるのが楽になりおすすめです。
全国には約1600人のボートレーサーがいます。そのうちの約200人が女子レーサーです。
つまり、選手の特徴を集める労力が7分の1で済む計算になります。
しかも、200人のなかにはデビューして間もなく、ほぼ連に絡まない選手も含まれているので覚える選手はより少なくすみます。
オール女子戦は全国で1会場のみで開催されることが多いです。1開催でだいたい45人の選手が参加しますから、200人分の45人の情報を1開催で得ることができます。
これってすごいことだと思いませんか?
1日1会場をチェックしていけば楽に選手の特徴を覚えることができ、的中率を飛躍的に上げることが可能です。
2020年からオール女子戦の開催が増える
2020年から登録16年未満の選手が登録できる一般戦ヴィーナスシリーズが、12場開催から24場開催に変更となりました。
これまで通りG3オールレディースは24場で行われるので、これだけで年間合計48開催となります。単純計算で月に4開催となり、毎週オール女子戦が行われることになりました。
賞金ランキング12位以内の選手だけが出場できる、クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)出走を目指し、これまで以上に熱い戦いが繰り広げられます。
以下のオール女子戦の予想のコツを身に着けて年間収支でプラスを目指しましょう。
選手の実力差を把握して、購入点数を絞ろう
女子選手は母数が少ないので実力差が離れた選手が同じレースを走ることがよくあります。A級レーサーと新人レーサーが同じレースを走ります。
そうなると力の差がわかりやすく、1号艇に実力がある選手が入るとほぼきます。配当は期待できませんが買い目を絞って勝負することができます。
また、ターンの精度に非常に大きな差があります。ターンのうまい選手は多少スタートで失敗しても着に入る確率が高くなり、舟券の組み立てがしやすくなります。
競艇のターンは一朝一夕で身に着きませんので、選手のターンのうまい下手を頭に入れておけば長く使える予想ツールとなります。
平均スタートタイミングから予想が立てられる
女子選手は男子選手と比べるとスタートが安定しない選手が多いです。
そのためスタートで凹む選手が多く、まくりがよく決まります。
まくりの決まり手は男子戦では約16%、女子戦で約23%と女子のほうが多くなっています。
特にフライング持ちの選手がいるとスタートがかなり甘くなります。
そのため、
「インコースにフライング持ちで平均STが悪い選手が入ったら、まくりとまくり差しを買う」というような舟券戦術が立てやすいのです。
平均スタートタイミングは出走表で確認できますので、予想が立てやすいです。
女子戦に慣れたら、男女混合戦も買ってみよう
オール女子戦で選手特徴を把握出来たら男女混合戦に挑戦してみましょう。
競艇は男女の力差が少ない競技です。そのため男女一緒のレースを走ります。
力差が少ないとはいっても舟券を買うファン心理に影響があり、女子選手は男子に混ざると過小評価され舟券が買われない傾向があります。そのため、女子選手の能力を把握できていたら美味しい配当にありつけることになりますね。
男女で適用ルールが違う
男子選手と女性選手の適用ルールの違いを知っているでしょうか?実は舟券を買う前に知っておかなければならないことがあるのです。
それは、最低重量制限の違いです。
最低体重制限とは行き過ぎた減量をなくすために決められた体重の下限です。
男子は51kg以上で女子47kg以上と定められています。
この最低体重を下回ると500g単位で重りをつけなければならなくなります。
男子と女子では最低でも4kgの差があり、一般的に体重5kgで一艇身の差といわれているので女子選手に有利なルールとなっています。
これが、体力で劣る女性選手がSGでも勝負になる要因となっています。
女子選手の強みと弱みを把握しよう
先ほども述べたように女性選手は重量下限が4kg軽く、直線よくノビます。良いモーターと合わさると強烈にノビて、ツケマイでの2コーナー逆転シーンもよくみかけます。
しかし、重量が軽いことの強みだけでなく弱みも理解しておく必要があります。その弱みとは、重量が軽いと艇が安定しない、ということ。
軽いと引き波にのまれやすいので、差しが決まりづらい弱点があります。そのため1コーナーターンマークを握って回る選手が多いです。
静水面では体重が軽いことを活かせますが、荒れた水面になると艇が安定せずかえって不利になることも頭に入れておく必要があります。
競争得点が穴を取るコツ
女子選手の競争得点は実力を反映していないこともあります。
オール女子戦も男子レースと同じ競争得点配分となっています。そのためずっとオール女子戦ばかり走っていても競争得点が上がっていきます。
その女子選手が男女混合戦に参戦すると競争得点の高さで過剰評価を受け飛ぶケースが見受けられます。
その逆もしかりで、ずっと男女混合戦で戦っていた女子選手が、オール女子戦にでてくると競争得点の低さで過小評価されて、思わぬ配当がつくこともあります。
点数を絞って回収率UPを狙おう
以上、忙しい人ほど女子戦に絞って買うことがおすすめだと紹介しました。
女子選手の特徴を把握し、予想のコツに当てはまるレースを探し、点数を絞って購入することが女子戦で勝つためのポイントです。
たった12レース分のダイジェストをみて、翌日で買えそうなレースを探すだけで回収率が飛躍的にあがります。
ぜひ日常の隙間時間を有効活用して、女子戦で勝負してみてはいかがでしょうか。