今回は競艇開催場の1つ三国競艇場の特徴やレースに対する傾向、予想すべきポイントについて紹介します。
この記事は三国競艇場でのボートレースを利用する、既に利用している方、レース場の水質や特徴に加えて過去のデータからどのように予想すれば良いのか、それらをまとめました。
三国競艇場の特徴まとめ
三国競艇場の特徴を簡単にまとめると以下のようになります。
- 福岡県にある北陸地方での唯一のボートレース場
- スタートラインはコース幅が広い
- 選手に対して風の影響が強い
- 水質は淡水で硬い
- 水位の変化が少ない水面
- インコースは勝率が安定しやすい
これらの特徴も含めてそれぞれ注目していきたいと思います。
ボートレース三国競艇場とは
三国競艇場の住所等、基本情報は以下になります。
- 所在地:〒913-0001 福井県坂井市三国町池上80-1
- 公式サイト:ボートレース三国 Official Site
- Facebook:BOAT RACE 三国
- Twitter:BOATRACE三国(カニ坊公式)
- Instagram:br_mikuni
- スマートフォンサイト:ボートレース三国 スマートフォンサイト
- BOAT RACE オフィシャルウェブサイト:三国ボートレース場
- レース中継:三国競艇 – BOAT RACE BB
- モーター交換時期:4月
- マスコットキャラクターの名前:カニ坊
三国競艇場までのアクセス
- JR北陸本線の芦原温泉駅から無料送迎バス15分、またはタクシーで10分
- えちぜん鉄道三国芦原線のあわら湯のまち駅から無料送迎バス5分、徒歩で20分
北陸地方唯一の競艇場
本州日本海側で唯一の競艇場で、元々、九頭竜川の河口付近に開設されて、1968年に現在の場所に移転しました。
コース幅はトップクラスの広さ
スタートラインのコース幅が62mと全国でもトップクラスの広さで、インコースが主導権を握る傾向が強い。
水質が淡水で硬い
水面が硬く、淡水という特徴はあるが、幅広い決まり手の発生する水面へと変化しているのも事実です。
しかし2001年に第1コースの位置変更を行いはしたが、レース結果から分析してもインコースが強い、という事実はあまり変動していないです。
三国競艇場のレース成績から傾向を読み解く
過去のデータからレースの傾向と大きな特徴を読み解きたいと思います。
追い風でレースが影響されやすい
第1コースが強い傾向はあるが、強い追い風により2、3コースの差しが十分に想定される結果も読み取れる。
一年中、立地の影響もあり「追い風」が多く、この条件からスロー勢が有利に、ダッシュ勢が不利、という結果に繋がってます。
インコースの勝率が安定している
勝率が安定しているとはいえ、6コースが不利ではあるが、4・5コースの進入が乱れた際のまくり差しのが決まる、という流れが想定されます。
コース別成績データ
出典:ボートレース三国 Official Site
※正確な集計期間は2019/08/01~2019/10/31 単位:%
1コース:ちなみに風向きが、向かい風の場合インコースは加速が付きにくく、風速が強いほどインコース勝率は低下傾向です。決まり手は圧倒的に「逃げ」での勝率が高いのは歴然となります。負ける場合は圧倒的に2コースから「差し」を受けた場合となっています。
2コース:1コースに対しての「差し」が勝因となります。2コースの勝因を読み解くには風速、風向きを確認しておくべきです。1コースと成績が引けを取らないところです。出場選手の確認が分かれ目となる場合もあります。
3コース:1着率はインコースという要因もあり、上々の出来となっています。「差し」での勝因も含めて、風の抵抗でサイドコースが掛かり、全速で回れるため3コースの「まくり」が増加しています。
4コース:成績はあまり変化せず着順も平均的で、「まくり差し」が比較的多めという結果です。勝率は3コースと大きく差がついている結果が見受けられます。
5コース:着順は下位が多く1着率は4コースと比較しても低いです。完全なアウトコースなので、アウトコースを得意とする選手の出番を期待すべきです。
6コース:5コースと同様ですが、アウトコース選手や風向きでも勝率が低いため期待値が低いです。
三国競艇場で勝つためのコツ
基本的な予測としては風向きと風速を計れると勝率をつかめる可能性が高まります。
1年間通して追い風が多く、1着率がインコースよりになるので、注目点を逆張りにすべきです。
2・3着のコースはどれになるのか、これを想定することにより1着を絞り出すことに繋がります。
ここまでの特徴や予想ポイントをまとめると、以下になりますがこの条件重点的に今後のレースも分析したいです。
- 水質は淡水で硬い
- 年間を通して追い風が多い
- スタートラインのコース幅がトップクラスの広さ
- ダッシュ勢に不利だが向かい風で順位変動
- 2コースが強く、追い風時に上昇傾向
- 3コースも平均上位で、向かい風時に上昇傾向
- 4・5・6コースは下位
- 「差し」が多く「まくり」は少ない